息抜きの合間に人生やってる人のブログ

髑髏城の七人ー下弦の月ーを観劇してその感動を残したいと思ってブログを始めました。舞台のことについて書くことが多いかと思います。

刀ステ 禺伝 矛盾源氏物語 見てきました✨✨

 

禺伝見てきました。

初めて刀ステで初日当たって見れたの本当に嬉しい✨

先行は超余裕だったのに

一般で全然チケット取れなかったの何だったんでしょうね・・w

というわけで一般でギリギリ取った見切れ1枚。

足してて良かった!!!!!!!

 

2023 2/4 (土)12:30公演 アリーナ センブロ

   2/8 (水)18:00公演 見切れ席1バル

 

 

まぁ2回じゃ足りなかったですねwww

あと1回は見たかった!!!

 

 

ネタバレなしの感想を言うと

 

初見、

すまない、記憶がほとんどないんだ・・・

 

だって綺麗すぎたから!!!!!!!!!

 

 

何が綺麗かって?

 

全部だよ全部!!!!!!!!

 

出演者の所作、表情、指先足先まで全く隙の無い美しさ、台詞、

舞台美術、道具の使い方、振り付け、フォーメーション、衣装、カツラ、音、照明、

脚本、演出すべてが

 

 

本当に美の暴力団だった・・・

一文字だけじゃなくてあのカンパニー組織で美の暴力団だったわ・・・

圧倒的美!!!

圧で倒れそうになるほどの美!!!

思考が停止する美!!!

3時間ぶっ通しで美しかった・・・

 

 

私が見たいこの世のすべてがそこにあった気がする・・・

 

人生で好きな舞台挙げたら3本の指に入るかもしれない・・・

 

 

刀ステではぶっちぎりで維伝が好きだったけど

そこにグイグイ来る禺伝!!!

 

 

女性が演じる刀剣男士、

私は違和感ゼロでした!!!!!!!

初っ端から違和感ゼロ!!!!!!!

だってそこにいるのは刀剣男士だし!!!!

 

本物?偽物??

そんな話をすることの陳腐さは

刀剣乱舞愛する人にはよくわかってることでしょう。

 

そしてこの本丸、

また見たいんですけど!!

この1作で終わってしまうのもったいない!!!

他の刀剣男士も見て見たい!!

三日月宗近天海祐希がいいなぁ(贅沢)。

 

舞台にするのが難しかったら

ガールズコレクションみたいな感じでもいいんですけどー!!!

 

 

あと初見でTDC見切れ席は全力でオススメしません!!!

マジで大事なとこが全然わかんないんで!!!

 

 

ちなみに私の宝塚観劇歴は2度。

20年前くらいのベルばらと、ついこの前のシティーハンターです。

 

 

※以下ネタバレありです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初日。

ログインボイスの後、暗転の舞台上に入ってくる刀剣男士の影・・・

 

影が・・座ったーーーーーー!!!!!!!!!!

 

↑ここでもう泣いた。

 

跪座!!!!!跪座だよ!!!!!!!!

ぎゃー!!!!!!!

 

 

照明オン、真正面真向かいに一文字則宗!!!!!!!!

 

↑うわうわうわうわ!!

目が合ってる!!!!

心の中で手を合わせて拝んだよ!!!

じじい美しすぎない????

 

ビジュアル公開されたときからだいぶ心を持ってかれてたけど

本物やっば。

喋ったらもっとヤバイ!!!!!

動いたらマジヤバイ!!!!!

秒で落ちたwww

 

 

改めて聞くと

姫ちゃんの顕現ボイスって・・変だねww

あれは言いづらそう。

 

 

開演前からものすごい存在感のある仮名の書かれたあの幕。

オープニングの始まりでドンと落ちて

十二単の女たちがうわーーーーーーっっっっと揃ってるあの迫力!!!

十二単で合ってるのかな?)

 

あの瞬間アリーナはお香の匂いがしたんだけど気のせいかな??

十二単軍団が出てきた時2回くらい香ったんだけど・・

めちゃくちゃいい匂いだった〜(*´꒳`*)

 

 

OPが圧巻すぎて

人が織りなすこの世の綺麗、雅を全部集めた感じ・・・

 

演出もステージングも振り付けも最高なんよ・・・

 

全員綺麗に舞えるってすごい・・・

世界で一番綺麗な2番プリエ×6が拝めるよ・・・

 

今すぐ手元に円盤を呼び寄せて

ずっと見てたいオープニング。

 

 

あと2回目で気づいたんですけど

御前の足上げ・・・破壊力がすごすぎて・・・

バットマン?ロンデ?パッセから上げてた?

気づいたらもう上がってたんで・・・

鼻血出るかと思ったし

衝撃波でぶっ倒れそうになったwww

 

そのお写真が欲しいです・・・

 

 

あぁもうなにもかも良すぎてため息しか出ない

(*´д`*)〜з

 

 

有識者のツイート知ったんですが

OPが源氏供養の最後の部分とか・・・。

おわりのはじまりですか

そうですか・・・

 

この本丸も円環の中なのか?

それとも物語というものには終わりがないという示唆なのか。

この本丸に三日月宗近はいますか?

 

 

 

 

「行間」「本編」の概念を理解するのに

ちょっと時間かかりました💦

でも面白いんですよねその設定!

物語に描かれていないところでもキャラクターは生きていると。

描写がない行間でキャラクターは動いていると。

 

”作者”に作られた”設定”を演じる”キャラクター”の物語を読む”読み手”

この相関関係は非常に面白い!!!

 

末摘花が自分の描写について不満を述べる場面、

いやぁごもっともよ。

あれ、

TRUMPシリーズで死んでいった膨大な数のキャラクターのこと

思い出したりしましたね。

みんな作者に不満がおありでは???笑

 

末満さんの自分の作品に対しての鎮魂歌でもあるのかしら。

禺伝。

 

 

何のために物語を書いたか!と言う登場人物からのクレーム。

すごいよねこの創作に対しての中のキャラからの吐露。

不遇な自分を生み出したこの物語、この世界に意味はあるのかって。

その犠牲によって読者の心が動いてしまうので消費者としては申し訳ないとは思うよなぁ。

 

物語の存在する意味・・・

 

『物語』っていろんな視点を持てるツールだと思っていて、

私の人生・物語はひとつしかなくてとても狭い世界だけど

いろんな視点から物事を見てみれば様々な考え方や知識を得られる、

その数は多ければ多いほど異なる見方や知識が得られる。

そうやって想像力って広がっていくものだと。

 

彰子様は他の人の視点に立てて楽しいとだけ仰っていたけれど

もっと深い意義が物語にはあると思うなぁ〜

物語は力なんよね・・

 

踏んできた物語が多ければ多いほど強くなる・・

 

 

たらればさんのツリー読んで

「ストーリー」と「ヒストリー」の話が出ていて

なるほどと!!!

言葉って面白い!!!

歴史と物語って大差ないんですね!!!

本当に境界線が曖昧!!!

 

今までぼんやり刀ステ見てて

歴史って事実なんだろうかってもやもや思ってたことが

禺伝で結構明確に語られた感じがして

ちょっとスッキリしました。

 

 

 

 

えっと舞台上の話に戻ろ。

 

見た目の美しさに感覚が麻痺しちゃうんだけど

みなさんお芝居がお上手なんですよね✨

 

ヅカOGだけじゃなくて

物語上の人物たちも揃い踏みで!

 

すごく安心感ある・・・

 

 

初っ端に安定感ある芝居で場を引っ張っていく

小少将の君の兵藤さん、

静かだけれど存在感のある藤壺女御の皆本さん、

末摘花も空蝉もすごいお芝居うまいし

葵上はなんか可愛らしい感じだったし

なんかみんなすごかったなぁ。

 

あっという間に兵藤さんのファンになりました〜(*^^*)

 

あと意外だったのが梅田彩佳ちゃん!

梅棒で一度見たことあるんだけれど

なんせ梅棒は台詞ないから・・・

六条御息所、声も芝居もいいなって思ったらまさか!

すごいねぇ〜✨

 

 

 

瀬戸かずやさんについて言う??

 

言っちゃう??

 

 

めっちゃヤバくないですか!?!?!?!?!

めっちゃカッコ良すぎるんですけど!!!!!!!!

 

え!?

声だけ聞いたら男なんですけど!!!!

いや声だけじゃないんですけど!!

 

男だよ!!!

 

お写真と動いてる印象が全然違ってて!!

舞台役者、動いてナンボ!!

 

 

お扇子だけの殺陣もめちゃくちゃかっこいいし

最後の白の袴の殺陣も素晴らしい!!!!

所作も歩き方も何もかもが完璧・・・

(*´д`*)〜з

 

あんな光源氏、誰でも惚れてしまうやろー!!!

(一応拒んだ空蝉えらいな。)

ムカつくことばっかり言ってるけど嫌いになれないー!!!

(それじゃ物語のおんなたちと一緒。)

 

2回目の観劇時に気づいたんだけど

扇子の殺陣の時に足をダンっっっ!と踏み鳴らしていて!

あれカッコ良いですぅ(*´д`*)〜з

2、3回あったかな?

あの音円盤に入れて欲しいくらい!!

 

扇子クルクルもカッコいいし

隙が一分もない!!!!

 

いやぁあっぱれ!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

刀剣男士について褒めますね。

 

 

とにかく御前が!!!

ヤバイ!!!!

初日から殺陣も完璧だし麗しすぎて

でも関俊彦なの!!!

 

みんなあやなちゃんと呼んでいるけれど

私はヅカ慣れしていないので馴れ馴れしくそうも呼べませんが

どうしよう、

綾様でいいかな。

 

綾様御前の屏風と個人ブロマイド買わせて頂きました!

ありがたやありがたや。

 

2回目の観劇では

前よりも殺陣にヒラみが増していて

私の後輩ちゃんも「あやなちゃんどんどん重力なくなってます!」って言ってて

休演日なしで5日目とかだったのに

すげええええなああああ🦋

 

後で別のヅカマニアの後輩ちゃんに聞いたら

宝塚って1週間以上とかの連日公演当たり前なんですってね・・・

そりゃ平気だわ・・・

 

重力がないって本当に神様みたい・・・

浮世離れした付喪神感すごい・・・

 

 

そういえば瀬戸かずやの殺陣が足音させてたんだけど

あの世界では唯一の人間。

かたや全く足音させてない男士たち。

この対比はわざと?それとも偶然???

 

 

綾様は私が唯一現役時代に見たことがあるお方。

たまたまコロナ渦で演劇に飢えてた時

シティーハンターのアニメが好きだったので見に行って

たまたま私の大好きな槇村兄の役をやっておられたのです。

 

役の引力!!

まさかこんな再会があるとは!!!

びっくりですw

 

 

 

 

私の後輩ちゃんの最推しである大倶利伽羅役の彩凪翔さん!

 

殺陣上手すぎてびっくりしましたね!!!

あれは大倶利伽羅以外の何者でもない!!!

あっぱれです✨

 

この本丸の大倶利伽羅

個性そのままだけど

逸脱してなくてなんかとてもいいね・・・

安心して見ていられるw

 

光源氏の設定入れられた大倶利伽羅おもしろかったーww

入れられた瞬間に

義伝を思い出しつつ

お前なんかーーい!!それはヤベー!!ってツッコみたくなったww

個の強さは残るんだねww

やっぱ真っ直ぐで真面目なんだねww

 

めっちゃ良かったです✨

 

 

 

姫鶴一文字の澄輝さやとさん。

 

姫です。姫。

2幕の殺陣が終わった後の背中でハスに構えた姿がカッコ良すぎでした!!!

 

殺陣は苦労してそうな感じがしましたが

8日は初日よりもグッと良くなってました!!!

初日はもっと思いっきりダンサブルでもいいかなって思ったんですけど

だんだん馴染んできてるようで大千秋楽が楽しみ!!!

 

ゲームやってる勢でも

姫ちゃんのことよくわかってないから

役作り難しかっただろうなって思う。

あの顔で一文字一家だしww

 

 

 

山鳥毛ちょもさんの麻央侑希さん。

 

足なっが!!!

グラサンをクイっっっとか

上着の裾をパーーーーーンッ!とか

あれなんですか

やられる度に私瞳孔が開いてしまうんですけど!!!!

 

はうあああああかっこいい!!!!

いいぞもっとやれ!!!

 

なんか誰かに似てるなぁ〜どっかで見たことあるなぁ〜

って思ったけど

よく考えたら2次元の山鳥毛だったよねww

なにそれw

だからまんまなんよ。

もう本物じゃんwww

 

 

 

にゃんせんくん!!

にゃんせん可愛いよね!!!!

猫はね、可愛いんだよ!!!!!

 

光源氏に対するツッコミ最高です.: *:・

あれにツッコンでくれてありがとうwww

舎弟がんばれwwww

 

 

 

 

えっと七海ひろきさんの歌仙兼定

 

 

もう七海さんが綺伝を通ってきてるから

エモすぎて・・・

わだっくまの歌仙も透けて見えるのよ・・・

 

あとステ経験してるだけに

あの馴染み方半端ない。

これは制作陣の策略なのかわからないけど

前作で七海ひろきを客側に馴染ませてるからこんなに違和感がないのか・・

シンクロ率100%やん!

 

殺陣も綺伝の歌仙を彷彿させる演出があって

エモすぎんだ。

 

殺陣良かったなぁ〜✨

最後の殺陣の登場の仕方ヤバくないですか!?!?

装置回ったからあそこから出てくるとは予想したけれど

予想を上回る素敵っぷり!!!!

わー演出!!!

(その代わり彩凪翔さんが回る装置の上で殺陣しなきゃいけなくて大変だっただろうなw)

 

たぶん元々そこまで殺陣は得意ではないと思うんだけど

やっぱり綺伝の下地があるからか

和田歌仙を見てきてるからか

すごく良くって✨

なんだか禺伝の歌仙兼定に説得力があるんだよね・・・

あと完全に任せられる歌仙!

頼りになる歌仙!

この本丸って精神的安定度が半端ないなww

イレギュラー少なそうww

 

エンディング間際の一言がカッコ良すぎて

泣けました。・゚・(ノД`)・゚・。

 

カッコつけたくさいセリフにも嫌味がないんだよ!!!

 

よっ!風流!!!!!!!!

 

 

歌仙つながりで

照明!!!!

照明よ!!!!!

 

自分の元主がガラシャではなく三斎様って気づくとこ。

歌仙の周りの照明が紫の九曜紋になるの!!!!!!

そしてハケる前のタイミングで桔梗の照明に!!!!!!!

 

あれアリーナじゃ気付けなかったんだよねぇ。

(初日だいぶ照明とっちらかってたし💦)

8日は1バルから見てて気づいた・・・

だから・・・エモすぎるんだってば・・・

泣く。・゚・(ノД`)・゚・。

 

あっ!

あとあれ!!

「世知辛いね」のときの首の付け方!!!

あのヅカ仕草たまらないね✨

ズッッキューンです!!

 

 

 

あぁ禺伝の美しさをもう一度(何度でも)堪能したい!!

・・・これって光源氏に憧れ求める女たちと同じでは・・

光源氏=禺伝てことかい???

 

美しいって罪だもんね

仕方ないよね←

 

 

 

彩凪翔様推しの後輩ちゃんは初日終わってからずっと

「末満さんビッグ・ラブです❤️」

を連呼してましたwwww

 

さすが美のこだわりの健一。

ヴェラキッカもそうだったけど

ヅカOGの使い方が上手すぎるんだよね.: *:・

 

ビッグラブです!!

 

 

 

 

 

 

ちょっと言われている殺陣について。

 

 

そりゃあいつもの刀ステと比べたらパワーは劣ると思いますよ

(だって筋肉量が違うじゃん)

 

でもいいんです!!!!

だって綺麗だから!!!!!!

 

初日からめちゃくちゃ上手な人もいたので

この辺は得意不得意あるよねーと思って見てました。

 

5日目、

初日よりもめちゃくちゃ皆さん上手になっていたので

全く心配なしです!!!!!!!!!!

いやぁ休演日ないのになんでより良くなれるの💦

体力すごいな・・

 

ダンス上手な人たちだから

音にはめた方が殺陣やりやすそうだなとは思ったんですけど

余計なお世話でした!

 

初日は足の運びがちょっと不安そうだった気もしたんですけど

5日目は殺陣にダンスっぽいステップを皆さん結構入れられてて

あぁ自分のものにしてるなぁ〜と感心しました!

 

 

でもちょっとガッツリ剣舞みたいな感じな殺陣も見てみたかったかな〜

 

 

1バルから見てて

綾様の御前の太刀筋が省スペースでしなやかだったんですけど

あれは栗田さんからの教えなのか

ご自身でやられているのかどちらなのでしょう・・・

剣先が振ったと同時に自分の方にちょっと戻してるんですよね・・

なのでとってもしなやかに見える・・

あーすごいー・・

御前の殺陣に合ってる・・

(*´д`*)〜з

 

御前、太刀なのに機動力の高さが短刀並なんすよ・・

もしかして畑当番好きなの???

 

 

 

 

瀬戸かずやさんは殺陣も男でしたwwww

なんであんな上手なの?

あの重心の重さは一体・・・

 

 

 

 

おっと忘れていけないアンサンブルさんたち!!!

 

Gロケの人が出るからわかってたけど

すごいね!!!

いつもより小っちゃいな〜くらいで

クオリティ変わってない!!!

ほんとすごいわ・・・

 

統率取れてて

とてもバランスが良い・・・

 

ブラボーです!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんとなく思いついた戯言。

 

 

 

そういえば光源氏となった男は名もなき「何者でもない男」。

出たー名前のないやつー・・・

名がないが故に何者にでもなれてしまう可能性・・・

 

これまでの刀ステだと

名前がないから弱い。名前を得たら強くなる。

こんな感じだったけれど

禺伝は名無しが故にどうとでもなれる可能性を示唆しているのが興味深い。

名もない時はおどおどした感じだったのに

光源氏を名乗ったらなんたる堂々とした姿よ。

他人から付与されなくても自分から名前を名乗ることができるのか・・

まぁ黒幕だしね。

ぬぬぬ。

 

 

 

 

 

先日職場で刀ステも刀剣乱舞も全く知らない人が

 

「客が勝手に物語を作るんですよ」

 

って言い出し、

情緒が掻き乱されるということがありましたww

”話”じゃなくて”物語”って・・・

....(o_ _)o...〜〜〜†

公式が何も言っていないのに

ファンが勝手に話を作り上げていく・・・

場合によってはそちらがさも真実のようになってしまう・・・

 

受けての暴走によって

真実と物語は簡単に反転してしまうものよのう。

 

こういうときの本当のことってなかなか伝わらないし。

噂の方が広く伝わりがちだし。

真実よりロマンが広がっちゃうのよね・・

 

 

 

 

 

『雲隠』の存在って

これまたファンにとっては創作意欲の湧く存在だと。

「余白を残したら客が勝手に話を作る」と言ったクリエイターの話(先輩談)を聞き、

 

雲隠ってその余白の可能性あるな・・・と。

 

わざと読み手に想像させるために書かなかった可能性・・

(書かれてたけど無くなったなど諸説あります)

 

その同人誌にしやすい設定すごいな・・

燃料投下じゃん・・

オタク向けじゃん・・・

 

受け手の想像力は無限大ってことですね。

妄想が過去を凌駕することもあるってことです。はい。

やっぱり歴史と物語の境界線は曖昧なんだな。

 

もし禺伝も円環してるのだとしたら

あの雲隠の創作は何パターンもあるんだろうね。

ひょえー。

 

 

 

 

 

刀ステってひとつの大きな物語なんだろうな。

歴史に出陣してると言いつつ

本当は「舞台刀剣乱舞」という物語に出陣してるんではないだろうか。

刀ステの虚伝から史実ではなくて物語なんじゃ・・

 

だって「虚」だもんなぁ・・

最初から。

 

あと「刀の本能」って物語でいう「設定」なんでは・・

彼らが逸脱できない物語の設定。

抗うことのできない設定。

そこから外れ矛盾した存在になった三日月は物語から消える・・・?

 

 

刀ステってドラクエⅤに例えたら

 

パパスをすごく好きなプレイヤーが

どうしてもパパスを死なせないルートを探したくて

何度も何度もいろんなプレイの仕方を試行錯誤して

リセットして

やっぱりダメで

あらゆる手を使ってバグを発生させようと実験している・・・。

 

そういう物語なのかしらね。

なんか三日月をパパスに例えたらしっくりきたんで。

 

んーでも

プレイヤーじゃなくて主人公が黒幕の可能性もあったりするか。

行間の住人のように。

 

あと維伝以降って言ったらパパスが死んだ後のプレイを続けてるんだよねぇ。

 

・・円環させてるのはまんばちゃん??

ラスボスにでじたろう出てきたりする?

んー。

刀ステって大侵寇までの話を繰り返してたりする?

 

やっぱり刀ステの概念は難しいや。

 

 

 

 

今回の偽物の物語を付与された意味が

私は今一つ理解しきれてなくて。

 

っていうか途中まで気づいてなくてよぉ・・←

「元の主、細川ガラシャ」・・?そうだったっけぇ?君が言うならそうか。

「徳川」・・そうかそうか・・なんか違和感あるけどそうか。

って流されてた私、

嘘を付与された刀剣男士とおなーじー!

なんかあの物語の波に流されるんだよ・・

 

 

 

でも知ってる。

この偽の物語の付与の意味って

後々効いてくるやつでしょ。

だから今はわからないまま寝かせておこうっと。

 

いや他本丸から見る刀ステ本丸って何なんだろう・・

実験だ何だ言って

イレギュラーに期待するシステムって怖くない??

まぁそれが物語っちゃ物語なのかな。

 

 

 

 

源氏供養というものがあるのを全く知らなかったので

初見では

禺伝の中だけの設定なのか

本当にあるものなのかわからなくて・・・

 

歴史か物語かどちらかわからない感覚を体験してしまったぜぃ・・

 

 

結局禺伝の物語は源氏供養でいいのよね??

源氏供養の内容ってよく知らなんだ

もし源氏物語に出陣してた時と何が違うか

イマイチわからんのだ・・

 

何でもない男が主役で紫式部を慕う物語だから

源氏供養の方なのかな??

 

いやそもそも完全なる物語への出陣てできるの?

 

 

深い・・・

難しい・・

 

 

 

 

 

 

あ、そうそう!

TDC見切れ席からの眺めなんですけどね

 

あれはあれでいい景色が見られますよ!!!!

 

顕現台詞のときの横顔が最高ですし

跪座の足も確認できますし

(上手だったので姫ちゃんの跪座確認しました)

殺陣で敵に切り込んでいく道筋が演者目線で見れますし

スタッフの袖からの目線に近いです!!

 

但し「行間」「本編」の字は全く見えないし

階段上は半分見えないので2回目以降の観劇でないとキツいプロ仕様です。

 

終盤に日の出を刀剣男士たちが見るシーンがあると思うんですけど

あそこで2・3バルのセンターに照明が当たってるんですよ。

ふと舞台上から見える景色が気になって客席の方を見たんですけどね、

すごくよくお客さんの顔が見えるんです。

 

で思ったんですけど

禺伝という物語にとっての太陽観客なのではないかと。

 

物語は読み手がいなければ存在しないのと同じだから。

 

すごく綺麗な景色でした✨

 

 

禺伝、結構客席にライトが当たって

かなり眩しいとこありました・・・

 

 

 

余談ですが

見切れ席は回る装置の後ろ側も見えてしまうのですが

光源氏の(空蝉の)お布団を丁寧に敷いている黒子さんに

ちょっとフフッとなってしまいましたw

おふとん・・・

あんなに丁寧に・・・

 

 

 

 

 

Twitterで感想を検索すると

オールフィーメルだからこそ!!っていうのを散見するんですけど

んー、

ぶっちゃけわたしはそこはどうでもいい感じでした。

 

あの美しさが出せる男性もいるだろうし

女御たちができる男性だっていると思うし

ヅカならでは!というのはあるけど

女性だから!!!ってあまり思わなかったかな・・。

 

はっきり言って性別なんてどうでもいいと思いました!!

 

何でだろう。

 

でも実際に観劇するまで

やっぱり違和感あるかと少し懸念はあったんですが

開幕と同時にそんな不安は秒で吹っ飛んでいきました。

 

自分でもこんなに性別に無頓着になれると思ってなかったんで

観ながら自分でもびっくりしましたねww

 

設定に対して違和感なく落とし込んでくれれば

ぶっちゃけ男であろうが女であろうが誰がやったっていいんですよ。

何の役でも。

 

 

落語だって一人が男も女も子供も何役もやってたりして、

落語家の表現力や手腕に拠るところもあれど

結局は客の想像力にお任せしてたりするんで

それと一緒だったりするのかな。

 

受け手と提供側の力量のバランス・・

 

 

 

 

まぁでも

ヅカと刀剣乱舞の相性は最高に良い✨✨

これは単純に思いました!!!

虚構の男性性と刀剣乱舞付喪神)の相性はとても良いです。

 

宝塚、歌舞伎、いい文化ですね。

 

 

 

 

 

余談も余談。

 

劇場版エヴァンゲリオンの「まごころを、君に」を思い出しまして。

アニメ映画だったのに

急に実写パートが差し込まれて

当時の我々はとにかくその急な描写に困惑。

あの時の庵野

物語は現実と繋がってるってことが言いたかったのかな。

 

声優さんの実写・映画館の客席の客の実写・クレームの画面。

 

監督自身がちょっと精神的に参ってたのもあるから

表現の仕方が過激だったとはいえ

今ならちょっと理解できるかもしれん。

 

物語と現実の区切りってヒトが思うほどハッキリ分かれてないのかもしれない。

 

 

あのエヴァの世界も結局は円環だったし

クリエイターの思考の行き着く先はなんとなく同じだったりするのかな?

 

 

 

 

ふと現実って言うほど現実なのかと思うことがあって。

 

自分が現実だと思って生きているこの世界も

誰かがある程度ルールを敷いた世界の中でしかなくて

為政者や権力者によってどうにでもなってしまう世界。

誰かの作った物語の中で生きる気がしてならないのです。

 

もし金持ちの家の子に生まれていたら舞台ばっかり見て暮らしてたかもしれないし

もし独裁国家に生まれていたら理不尽な生活を強いられてるかもしれないし

もし紛争地域に生まれていたらとっくに死んでるかもしれないし

もし社会福祉が充実してる国に生まれてたら結婚して子供もたくさんいたかもしれないし

 

もしウクライナに生まれていたら少し前までは幸せだったのに

戦争に巻き込まれていたかもしれない。

 

権力者や為政者・環境や天災によっていとも簡単に変わってしまう世界。

それは果たして完全な現実と言えるのだろうか・・。

 

 

人類の歴史、それは人類の物語にすぎないのかも。

大きなひとつの物語。

ヒストリー=ストーリー。

 

刀剣男士って未来から来てるから

現代さえも俯瞰して見てんだろうなぁ。

 

 

だがしかしいまここにいる自分の現実はひとつしかない。

「これは俺の物語だーー!」ってやつだ。

 

これってなんか維伝で言ってたやつかな。

 

もしかしてという諸説(非現実)に対して

自分が歩んできたひとつしかない確固たる物語”俺の物語”。

個を確立するには絶対的な過去の物語を認識するのが大事ということですね。

 

 

僕は僕だ・・

ここにいてもいいんだ!!

パリーン!!

「おめでとう!おめでとう!」

=終劇=

 

これだ!

 

 

・・いかん。どうしてもエヴァになってしまうw

でもそういうことだよなぁ〜

 

 

 

 

”もし”を願った人物たちが時間遡行軍に取り憑かれちゃうのって

自分の物語を捨ててしまったからなのかなぁ・・。

 

 

 

 

 

なんかもう「物語」って題材だけで

卒論書けそうwww

 

 

 

 

 

 

最後に。

 

初日終わってからはじんわりいいなって思ってたけど

日を追うごとにメラメラと心が燃えてきてるこの感じ・・・

 

髑髏城の七人の下弦の月と同じ症状では!!!!

 

これ3ヶ月やってたら10回は行ってるやつだ・・・

 

財布的には危なかった。

でももっとやってほしかったな。

 

 

こんなにハマると思ってなかったので

配信ライビュはスルーするつもりだったけど

(円盤は100%買うので)

19日の大楽は急遽仕事のシフトを変更してもらって

ライビュを見に行きたいと思います。

席残ってるかな・・

売り切れてたら配信で!

 

 

こんな素晴らしい舞台を提供してくれた

制作さん、スタッフの皆さん、演者さん、末満さん、

ビッグラブです💕

 

ありがとうございました!!